ZESDA's blog

グローカルビジネスをプロデュースする、パラレルキャリア団体『NPO法人ZESDA』のブログです。

プロデューシング・システムを創ることで、日本経済の活性化を目指す、NPO法人ZESDAのブログです。


2016年12月4日(日)ユースデモクラシー推進機構で講演をしました!

12月4日(日)に、弊法人の関連団体である一般社団法人ユースデモクラシー推進機構(YDPA)の定期勉強会が行われました。当勉強会では、弊法人代表の桜庭が、「地域プロデューサー育成講座①~英国の事例に学ぶ~」と題した講演を行いました。

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この講演で、桜庭は、主に地方議員向けに、英国で実際に見て学んだ地方経済を活性化させる具体的なヒントについてお話ししました。

例えば、英国(ロンドン)における、街の活性化の事例について、公共の場(パブリックスペース)に置かれている誰でも自由に使えるピアノや、街中で行われている大道芸人のパフォーマンスについて、言及しました。

また、ロンドンの東側(イースト・ロンドン)に、金融機関や高等教育機関(大学)、デザイナーやアーティスト、ベンチャー企業など、多様な人材を集積させることで、イノベーションを促進している、「ロンドンのシリコンバレー構想」についてお話しました。

その他にも様々な見聞の共有と提案を行いながら、総じて、地方議員には、地域プロデューサーとして、地域おこしの仕掛け人となってもらいたい、その可能性も、チカラも、インセンティブもあるはずというメッセージを伝えました。

(文責:岡本)

【研究・イノベーション学会&NPO法人ZESDA共催】 「第2回 プロデューサーシップ論講座 ~プロデュースの理論と実践~」のご案内 12月21日(水)18:30~@政策研究大学院大学

この度、当団体は「研究・イノベーション学会(http://jsrpim.jp/wp)」内の「イノベーション・フロンティア 分科会」とともに「“個人・若者・女性の活躍時代” プロデューサーシップ論講座を、共同運営させていただくこととなりました。
今後3年にわたり2か月に一度の勉強会開催を目途に活動して参ります。


同講座は、主に下記2つの問題意識から運営して参ります。ひとつは、


「①産学連携(科学技術の研究成果を事業に活かすこと )の真の実現」です。


産学連携には成功事例もあれば失敗事例もあります。

大学に死蔵する知や技術が、ビジネス界において真に用いられるようにするには、何が障害になっているのでしょうか。これを取り除くには、誰がどうすればよいのでしょうか。
これを究明するべく、大学が貢献するべく取り組んできた、多くの事例を多様な産業分野から取り上げ、忌憚ない議論に付し、成功と失敗それぞれの要因を真摯に分析して 参りたいと考えております。


もうひとつは、

「②プロデューサーとは、プロデュースとは何か( 「プロデューサーシップ論」の探究)」 です。


今日、起業家の精神や方法論を説く「アントレプレナーシップ論」が多くの場で議論されており、日本のイノベーションを促進する上で重要な役割を果たしています。
他方で、海外の論壇では、2000年代に入って以来、起業家に、カネ(資金)・コネ(人脈)・チエ(情報・ノウハウ)を提供することで、彼らのブレイクスルーを陰日向で導く様々な「カタリスト(媒介者 )」達の存在にもスポットが当たり始めています。
起業家だけではなく、起業家の成功を「プロデュース」する多種多 様なカタリスト達が果たす役割を整理することは、イノベーションを持続的に生産するエコ・システムの全体設計や日 本の産学(官)連携のあるべき姿を考察する上でも重要でありましょう。
そこで、当講座の事例報告においては、成功したイノベーターによ る報告に偏らず、イノベーターの成功をサポートしてきた人々の活躍・機能についても議論・検討して参ります。


ついては、下記要領にて、次回の講座を開催いたしますので、ご参集いただけましたら幸甚に存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。

“個人・若者・女性の活躍時代” 第2回 プロデューサーシップ論講座

~ プロデュースの理論と実践~


【開催趣旨】

IOT、人工知能の研究・技術開発の応用が急速に進んでいる中、日本やグローバル世界の経済・産業・生活構造は想定を超えるスピードで変革しており、これまで日本の中小企業を支えてきたサプライチェーンは崩れ、研究開発~事業化・生産~市場化までの時間と プロセスが大きく変化しつつあります。こうした状況下、変化に対応出来ない企業や大学は存続が危ぶまれ る危機に直面しています。

今後とも平和で豊かな国や地域の発展を持続するためには、多くの人材がイノベーション気質を備え、チャレンジできる社会構造にすることが求められています。

「望む社会を目指して具体的なミッションをもち、そのミッション を実現するため、必要な人材と連携・融合しつつ、現状の課題から出発し、実現していく手法を備えたプロデユース人材」の必要性・重要性が増しています。

当講座では、こうした危機意識・目的意識をもつ産学官民の方々と 講演・ワークショップを重ねる中で、「プロデューサーのあり方研究」と世代を超えて「プロデューサー人材の知見と経験の伝授」、「お互いに協創出来る人財のネットワーク化」を目指します。


【詳細】

■日時:2016年12月21日(水)18:30~20:30 (受付18:15~)

■場所:政策研究大学院大学 4階研究会室 4A

〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1
http://www.grips.ac.jp/jp/about/access/

都営大江戸線六本木駅 徒歩5分

東京メトロ日比谷線六本木駅 徒歩10分

東京メトロ千代田線乃木坂駅 徒歩6分

■参加費(資料代):

会員:無料 一般(非会員):1000円 学生(非会員):500円

■懇親会 20:30~ (場所:同会場 参加費:1500円)


■お申し込みは「こくちーずPRO」よりご登録をお願いいたしま す。

http://www.kokuchpro.com/event/producership_2/

※講座参加費(資料代)、懇親会参加費は当日受付にてお支払いを お願いいたします。



【プログラム・講師ご紹介】 

講演1:18:30~19:15 「総合戦略から実践へ」

講師:ローカルファースト研究所 所長 関 幸子 氏
1980年三鷹市役所入庁。図書館、企画、経済課を歴任。

1999年中心市街地活性化法に基づく、TMO、 株式会社まちづくり三鷹設立に従事。公設公営のSOHOインキュ ベーション施設「三鷹産業プラザ」等4つの施設を整備。 三鷹電子商店街三鷹光ワークス等のプロジェクトに取り組む。

2007年三鷹市役所退職 秋葉原ウンマネージメント株式会社 専務取締役就任。秋葉原の観光及び活性化に取り組む。

2009年地域活性化のためのまちづくり会社「株式会社ローカル ファースト研究所」設立。日本酒のブランディング墨田区産業振 興計画などの策定。

2011年から一般社団法人震災復興ワークス設立。岩手県大槌町宮城県石巻市福島県南相馬市の支援を行う。

2012年墨田区産業ビジョン策定支援。2013年石巻市中心市 街地活性化基本計画策定支援、那覇市人材育成塾。

2014年那覇市中心市街地活性化計画策定支援。


講演2:19:15~20:00 「イノベーションを導く『カタリスト』と『プロデュース理論』について」

講師:NPO法人ZESDA代表 桜庭 大輔 

1980年生。言論NPO等を経て、2009年より官公庁勤務。 NPO法人ZESDA 代表。

一般社団法人企業間フューチャーセンター監事。政策分析ネットワ ーク評議員

政策過程研究機構理事等。イノベーションを導く「カタリスト」 と「プロデュース理論」について研究中。

東京大学法学部卒。東京大学法学政治学研究科修士課程(国際政治 専攻)修了。

LSE修士課程(MSc in Regulation)修了。Oxford修士課程(MSc in Modern Japanese Studies)修了。




・フリーディスカッション:20:00~20:30

・懇親会 20:30~(同会場)




※お申込みに関する問い合わせはZESDA事務局(zesda. info@gmail.com)までご連絡ください。

※「プロデューサーシップ®」はNPO法人ZESDAの登録商標 です。

※当日のプログラムなどは予告なく変更になる場合がございます、 あらかじめご了承ください。




共催:研究・イノベーション学会「イノベーションフロンティア分 科会」http://jsrpim.jp/wp

(「地域イノベーションエコシステム」サブ分科会、「イノベーシ ョンを生む構造とプロセス」サブ分科会)

共催:NPO法人ZESDA(日本経済システムデザイン研究会) http://zesda.jp/




以上


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「トーキョー会議2016」のご案内12月11日(日)13:00~17:30@大手町3×3Lab Future

この度当団体は、MSN(文科省奨学生ネットワーク)、CISA一般社団法人在日本留学生会協議会)、とともに「トーキョー会議2016」を共催いたします。

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トーキョー会議とは、外国人留学生及び社会人が一堂に会して様々なディスカッションを行うイベントです。
異なる価値観に触れ、国籍を越えて知己を広げながら、社会課題について考察しオピニオンを発信する場となっております。

・トーキョー会議2015の様子
http://zesda.hatenablog.com/entry/2016/01/23/224707

基調講演は日本経済団体連合会の井上洋教育・スポーツ推進本部長より、日本経済の国際化をテーマに頂戴いたします。

また参加者の方々には「グローバリゼーションと教育」を主題とした少人数グループディスカッションにもご参加いただきます。

多様な専門分野・価値観との触れ合いを通じて、新たな出会い、刺激と可能性を生み出して参ります。

お申し込みは以下のリンクにて12月5日(月)までに参加申込書をご記入下さい。
https://goo.gl/forms/r7ImAtGttGVOvDo32


皆様のご参加をお待ちしております。

以下、詳細となります。

【開催概要】トーキョー会議2016
http://tokyokaigi2016.com/

■日時:12月11日(日)13:00~17:30(受付開始12:30~)

■場所:「3×3 Lab Future」
〒100-0004
東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・JXビル1階
東京メトロ東西線・千代田線・半蔵門線丸ノ内線都営三田線
大手町駅」(C10出口)より徒歩約2分
http://www.ecozzeria.jp/about/accessmap.html

■参加費:学生:無料 一般:2,000円(当日現金にてお支払いをお願いいたします)

■申し込み:以下のリンクにて12月5日(月)までに参加申込書をご記入下さい。
https://goo.gl/forms/r7ImAtGttGVOvDo32




■What is TOKYO KAIGI?

TOKYO KAIGI Conference is an annual event that brings together international students and well-connected members of Japanese society to celebrate diversity. It is a great opportunity for you to expand your personal network, as well as discuss with people of different nationalities societal issues that matter.

■Why attend TOKYO KAIGI 2016?

This year, we cordially welcome as keynote speaker Mr. Hiroshi Inoue, a director of the Japan Business Federation(経団連), the largest corporate association in Japan with over 1,200 companies and 120 industrial associations. You will get to hear about his views on the glo...balization of the Japanese economy.

Also, each participant will take part in meaningful debates about the development of human capital in an increasingly connected world. Participants from a diversity of professional fields and cultural backgrounds will bring new perspectives to the discussion table, giving you the chance to connect with other communities and share new possibilities.

■Where and when will TOKYO KAIGI 2016 be held?

Date : 11th December 2016 (Sun)
Time: 13:00 ~ 17:30 (Doors open at 12:30)
Venue: 3x3lab Future (Otemachi, Tokyo)
http://www.ecozzeria.jp/about/accessmap.html
Attire: Smart Casual
Language : English and Japanese
Participation Fee: Students → Free | Working Adults → 2,000 yen
(To be paid in cash upon arrival)

■How can I sign up?

Please fill in the following sign-up form by 5th December, Monday.
https://goo.gl/forms/r7ImAtGttGVOvDo32

We hope to see you there!


※ This event is organized by the following associations:
CISA (Confederation of International Student Associations)
ZESDA (Zipangu Economic System Design Association)
MSN (MEXT Scholars’ Network)

2016年度ZESDA総会開催報告

 私たちNPO法人日本経済システムデザイン研究会(ZESDA)は、2016年11月12日(土)青山オーバルビルにて、2016年度ZESDA総会を開催いたしました。
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 ZESDAでは、「世界の経済成長をリードし、日本国内の新規雇用を創出する」というミッションに向かい、2つのチームが日々様々な活動を行なっています。

 総会では、まず、ZESDAのミッション、ビジョン、バリュー、コンセプトを改めて確認するとともに、ZESDAの活動として、業種や世代を越えて関係者が連携するZESDAプロデュースの事業が複数進行していることなどが2015/16期の総括として発表されました。


 また、ZESDAの活動のKPIとしているintroduce(人と人とを繋ぐ)、inspire(情報や発想を提供する)、produce(プロジェクトとして立ち上げる)について、2015/16期の実績及び2016/17期の目標を共有しました。


 先にご紹介したとおり、ZESDAでは大きく分けて2つのチームが活動しています。1つは、人と人を繋ぐ場として交流会シリーズを開催したり、プロデューサーを養成する講座を開催する「カレッジディビジョン」。もう1つが、カレッジディビジョンの培ったネットワークを活かしたベンチャー支援を行う「インキュベーションディビジョン」です。

 総会では各ディビジョンリーダーから、2015/16年度期の活動実績と2016/17年度期の活動予定が発表されました。


 2013年に創立したZESDAは来年5周年を迎えます。皆さまからの多大なるご理解とご協力を得ながらここまで活動を続けてくることができました。
今後もスタッフ一同、「プロデューサーシップ®️」により、日本発のイノベーションをおこす、というビジョンの実現に向かって全力で活動していきます!!

LGBT 勉強会

日本セクシャルマイノリティ協会(JLGA)の主催する
企業会員向け「虹の架け橋クラブ」の勉強会に参加してきました。


JLGA はLGBTの方が「安心」していられること、生活できることを目指してるそうです。
セクシャリティノーマライゼーション化、あたりまえの環境になること。
企業・当事者・非当事者の架け橋となるような役割を担うような活動だそうです。


今回参加した勉強会は、企業の職場環境を整えようと取り組まれたり、
LGBTの方々向けにサービス提供に取り組まれたりする企業向けの内容で、
大まかに以下の流れで進められました。

  • 参加者の自己紹介
  • 協会の紹介
  • LGBTの基礎知識
  • 参加者交流・意見交換


私は普段 LGBTを意識することがほとんどなく、
基礎知識について大変に勉強になりました。
テレビなどでわかった気になってはいられませんね。


特に、LGBT の方は左利きの方と同じくらいいらっしゃるとのことです。
理解の深い方も多い状況ではないため、カミングアウトしづらい状態になっており、
あえて言わずにいられる環境というのが重要なのですね。

カミングアウトするにしろ、しないにしろ少しでも生活におけるストレスが少ない環境
左利きのハサミが当たり前に購入できるという例えは、まさになるほどと思いました。


企業の取り組み事例なども紹介されました。
企業や自治体から協会への問い合わせがものすごく増えているそうです。
関心の高さがうかがえますね。


会の最後には参加された方々と交流の時間がありました。
みなさん、熱心に参加されています。

  • 企業としての取り組み
  • 企業に取り組んでもらうための事前の活動

など、意見交換が行われました。


ZESDA にも当事者の方はいるのかもしれない
ZESDA の活動にも多様な視点が必要なのかもしれない


これを機にさらに理解を深めてゆきたいと思います。
わたくしども ZESDA の活動にご興味のある方は、こちらをご覧ください!
zesda.jp