ZESDA's blog

グローカルビジネスをプロデュースする、パラレルキャリア団体『NPO法人ZESDA』のブログです。

プロデューシング・システムを創ることで、日本経済の活性化を目指す、NPO法人ZESDAのブログです。


NPO団体×プロボノ希望者向け「素敵なプロボノ、ボランティアと出会うには」の勉強会に参加しました

パラレルキャリア支援サイトもんじゅを運営している
任意団体Social Marketing Japanの主催する勉強会と懇親会に参加しました。

尚、今回、ゲストスピーカーとして、
広報コミュニケーションを専門としたプロボノNPO団体a-conから2名スピーカーをむかえて、プロボノ側から見たNPOの皆さんと良い関係を作る上で意識していることや、プロジェクトのすすめ方などをお聞きしました。

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当日は、15名以上の方が参加されました。

NPO団体を運営されている方
プロボノとして活躍されている方
・これからプロボノとして活動を検討されている方

など、勉強会のテーマに共感し、大変意識の高い方々が参加されました。

相互にコミュニケーションを重ねて、
どのようにすれば、お互いの活動を円滑にしていけるか?
NPO団体とプロボノの方との双方向の議論が交わされました。

プロボノとして活動してもらうために、どうしたら力を発揮してもらえるのか?
・活動したいと思われている方の募り方や、告知のしかたはどのようにするか?
・他のNPOはどのようにプロボノ活動されている方と、円滑なお付き合いを心掛けているのか?

スピーカーの御三方のお話をお聞きしてから、
フリーの質問タイムがもうけられました。

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その後、参加者同士の自由闊達な情報交換や意見交換しながら、
お互いに勉強会で得られた気づきや、親睦を深める貴重な機会が得られました。

今回の勉強会を通して、得られた体験としては、
わたし自身が、プロボノの定義を深く理解していなかったので、大変勉強になりました。
そして、プロボノとして、得意分野を活かしてボランティア活動されている方が沢山いらっしゃるのだなと再認識しました。

得意分野を活かして活躍できる場が日常の職場以外にあることは素晴らしいことです。
自分が携わったことがないような活動に携わったり、活動範囲をあえて広げて見ることで予想外の可能性を見つけられるきっかけにもなると感じています。

わたしは、ZESDAの活動の一つの柱でもある、「プロデュース・カレッジ」というイベント運営に携わっています。
有識者や第一線でご活躍されているシニア・プロデューサーたちを招聘した講演や、初対面同士のグループのワークショップで考案したビジネスモデルを参加当日に発表を行い、ビジネス創出のヒントを引きだすきっかけ作りの場です。

また、新たなビジネスのアイデアやニーズの蓄積をしたり、日本ならではの既存の商品やサービスの価値を諸外国への発信や連携する活動にふれる機会も得られました。

全く経験したことがない異分野に携われることが一般的なのだろうなと思いましたが、専門分野を活かして活動することもあるのだなと、別な視点を持てたことが、とても勉強になりました。

ZESDAの活動を通して得られたことは、日常携わっている会社の業務とは全く違う体験を通して、新たな自分の可能性を見つけられる場所ですし、その活動が成り立つような、相互扶助のコミュニティだなと、改めて感じました。

この学びの機会に、より円滑な運営をしていけるように、さらに発展をしていきたいと思います。
わたくしども ZESDA の活動にご興味のある方は、こちらをご覧ください!zesda.jp

Mr. Alberto LaPuz(ギャラップ・ジャパン社 ゼネラルマネージャー)より 「Discover Your Strengths! (あなたの強みを発見せよ!)」 Platform for International Policy Dialogue (PIPD) 第31回セミナー開催のご報告

NPO法人ZESDAは、「官民恊働ネットワークCrossover」(中央省庁の若手職員を中心とする異業種間ネットワーク)との共催、株式会社クリックネット まなび創生ラボ株式会社自由が丘パブリックリレーションズの協力により、在京の大使館、国際機関や外資系企業の職員、及び市民社会関係者をスピーカーに迎え、国内外の政治・経済・社会問題について英語での議論を通じて理解や問題意識を高める、「Platform for International Policy Dialogue (PIPD)」を開催しています。


12月10日(土)の16時から17時30分までの時間帯で開催した第31回PIPDセミナーは、Gallup日本支社のゼネラルマネージャーを務められているAlberto氏をスピーカーとしてお招きし、「あなたの強みを発見せよ!」をテーマにお話しいただきました。Gallup社は、世論調査で有名な米系コンサルティングファームであり、第29回PIPDセミナーではCEOのJim Clifton氏をお招きし「世界の職場改革~女性の大躍進~」をテーマにお話しいただいていました。

また、今回はAlberto氏がご厚意で、ウォールストリートジャーナルのベストセラーである「Strength Finder2.0」を参加者に1冊ずつプレゼントしてくださいました!この本の巻末に添付されたコードを使うと、34の特性の中から、自分の強みとなるトップ5の強みを知ることができるテストを受けることができます。また、テスト終了後には特定された「5つの強み」にさら磨きをかけていくために日々心がけるべき習慣のリストや、「5つの強み」に磨きをかけることで達成が期待できる成果についてまとめたレポートを読むこともできます。


今回のセミナーでは、「強み」を知ることがなぜ重要なのか、また、そもそも「強み」とは何を指すのか、といったことを中心的なテーマとしてお話しいただきました。

◆「強み」を知ること◆
冒頭、Alberto氏は、強みを知ることがなぜ重要なのか、説明されました。自分自身はもちろん、自分のすぐ近くにいる人や一緒に働く人の「強み」を知ることで、お互いを補完し合いながら、全体として高いパフォーマンスを生み出すチームを作り上げることができるとのことです。例えば「Command:指揮・命令ができること」は強みですが、同じ強みを持った人間ばかりが集まったチームでは、パフォーマンスを発揮しにくいが、異なる強みを持った人間を組み合わせたチームを作ることで、それぞれの「強み」によってお互いの弱点を補完するチームを作ることができるということです。

さらに、「強み」を知ることの重要性について、以下のような例で紹介してくださいました。それは、本を読むスピードが速い人と普通の人に対して速読の方法を教え、それぞれのグループの本を読む速度がどれだけ向上するかを比較する実験です。速読の方法を習う前から速いペースで読む人は、改善幅も小さいだろうという予想を覆し、そうでないグループの人々と比べて、大幅に向上幅が大きいという結果が得られたそうです。この実験は、「強み」となる資質は、そうでない資質よりも大きく伸びる可能性があるということを示していると思われます。

◆「強み」とは何か◆
次にAlberto氏は「強み」とはそもそも何なのか、について説明してくださいました。多くの人は、「強みとは、優れた身体能力や容貌といった外に現れる特徴である」と考えがちですが、Alberto氏は、「内面に宿るものである」との考えを示されました。ここで言う「内面」とは、例えば、自分自身が意識することなくとる行動や、自分自身の日々の行動の原因となる動機などであるということです。
「Strength Finder2.0」に登場する34の「強み」は、まさにこういった内面的傾向に当たるものです。これらの「強み」は、Gallup社の創業者であり心理学者でもあったDon Clifton氏が、ビジネスにおけるパフォーマンスを左右する要因を調査することを通じて特定したとのことです。例えば、年齢や経験に関わらず、売上が高いグループとそうでないグループがあり、それを左右する要因は何か、という観点から調査したそうです。

なお、どのような強みであろうとも、そのこと自体に正解も間違いもないということです。Alberto氏自身は、「Strength Finder 2.0」のテスト結果に「戦略性」や「分析思考」といった戦略コンサルタントに必須と考えられる強みがなかったことに落ち込んだこともあるそうですが、現在では「学習欲」、「最上志向」、「達成欲」、「親密性」、「責任感」という相互に関係する一貫した自分の強みにとても満足しているそうです。

◆いかにして「強み」を知り、磨きをかけるか◆
では、私たちはいかにして自分自身の「強み」を知り、磨きをかけていくべきなのでしょうか。Alberto氏は、「強み」の元となるものは、「資質(Talent)」であると説明してくださいました。ここでいう「資質」とは、鋭い頭脳や優れた身体能力のことではなく、自然に生じる思考、感覚、行動を指すということです。例えば、気軽に人に話しかけることができること、順序だった形で物を考えることができること、忙しさを求めること、そして自ら行動を起こすことなども、「資質」になると紹介してくださいました。そして、「資質」は、それを認識した上で様々な場面に適用させることを通じて、「強み」へと変化させることができるとのことです。

Alberto氏によるプレゼンテーションの途中で、「自分自身の「強み」をどうやって見つるか」をテーマに参加者がペアになって英語で議論をし、結果を会場全体で共有するセッションを持ちました。その結果、「自分自身が自然に楽しめることは何かを考える」や、「自分自身の過去を振り返る」、「自分が達成したい目的から逆算する」といった考えが紹介されました。

こうした議論の中で、Alberto氏からは、「強み」に対する両親の影響についてもコメントがありました。両親の志向や行動は、幼い頃の生活や体験に大きく影響するため、その結果として、日ごろの思考や行動、そして「強み」に対しても影響し得るということです。Alberto氏自身の「強み」の一つには「学習意欲」がありますが、これはAlberto氏の母親が教師であったことも強く影響していると感じられているそうです。

「Strength Finder2.0」のテスト結果を参考にしつつ、自分が自然と楽しいと感じるもの、自分自身の過去の行動、両親からの影響なども探ってみることで、自分自身の「強み」をより深く知ることができると思われます。

◆「強み」の文化性について◆
Alberto氏は、プレゼンテーションの中で、各国ごとの「強み」のランキングを紹介してくださいました。興味深い結果としては、リーダーに備わっているときに大きな強みと考えられている「Command: 指揮・命令ができること」が、特にアジア諸国においては下位に位置していることが挙げられます。また、日本と中国において「協調性」が上位に来ていたのも特徴的でした。

また、「Strength Finder2.0」の34の強みはアメリカで開発されたということもあり、多くの日本人が美徳して捉える特性、例えば、謙虚さ、忍耐力、及び利他性といった項目がないという指摘がありました。この点について、現在Gallup社では、「Strength Finder2.0」を各国の文化的な背景も加味した新たなバージョンを作るために内部で議論しているということでした

日本人が「強み」と捉える特性として挙げられ議論を盛り上げたのは「オタク」です。日本の製造業は細かいものを作る技術や、さらに物を小さく作る技術に優れていますが、そういった「細部への注意力」は強みなのではないか、という意見が出されました。

この点について、Alberto氏からは、自身が若かりし頃に交番のお巡りさんがとても親切だった話を紹介しながら、細部に対する注意力という意味では、製造業のみならず、サービス業においても同じようなことが言えると述べてくださいました。細部への拘りは、「おもてなし」という言葉に通じる部分もあるかもしれません。

今回は、セミナー終了後に同じ会場でクリスマス会を開催しました。

Alberto氏からはとても素晴らしいワインの差し入れもいただき、約40名の参加者とAlberto氏で、交流を深める時間を持ちました。

「トーキョー会議2016」のご案内② 12月11日(日)13:00~17:30@大手町3×3Lab Future

この度当団体は、MSN(文科省奨学生ネットワーク)、CISA一般社団法人在日本留学生会協議会)、とともに「トーキョー会 議2016」を共催いたします。

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トーキョー会議とは、外国人留学生及び社会人が一堂に会して様々なディスカッションを行うイベントです。
異なる価値観に触れ、国籍を越えて知己を広げながら、社会課題について考察しオピニオンを発信する場となっております。

現在、お陰様で100名を超す参加登録がございます。留学生、学生枠は応募多数のため締切いたしました。
社会人参加者の枠は若干残っておりますので、参加ご希望の方はお 早めに登録をお願いいたします。

以下、詳細となります。皆様のご参加をお待ちしております。


【開催概要】 トーキョー会議2016

■日時:12月11日(日)13:00~17:30(受付開始1 2:30~)

■プログラム:
13:00 – 13:15 開会のご挨拶  トーキョー会議2016実行委員会代表 ディオン・ン
Opening Speech Representative of Tokyo Kaigi 2016 Organizing Committee, Dionne Ng

13:15 – 14:15 基調講演 日本経済団体連合会 教育・スポーツ推進本部長 井上洋氏
Keynote Speech Director of Education and Sports Bureau, Japan Business Federation, Mr. Hiroshi INOUE

14:15 – 15:45 ディスカッション 「世界がより密接に関わる中で、各国がどのように人的資本(人の 知識や技能)の開発に取り組んでいくべきか」
Discussion Session & Sharing “How should countries seek to develop human capital in an increasingly interconnected world?”

15:45 – 16:00 閉会のご挨拶 Closing Speeches

16:00 – 17:30 懇親会  Reception

■場所:「3×3 Lab Future」
〒100-0004
東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・JXビル1階
東京メトロ東西線・千代田線・半蔵門線丸ノ内線都営三田線
大手町駅」(C10出口)より徒歩約2分
http://www.ecozzeria.jp/about/accessmap.html

■参加費:学生:無料 一般:2,000円(当日現金にてお支払いをお願いいたします)

■申し込み:以下のリンクにて参加申込書をご記入下さい。
https://goo.gl/forms/r7ImAtGttGVOvDo32


公式HP:http://www.tokyokaigi2016.com/
FBページ:https://www.facebook.com/events/1701797170136893/


・トーキョー会議2015の様子
http://zesda.hatenablog.com/entry/2016/01/23/224707


※当日のプログラムは都合により変更になる場合がございます。
※お申し込みは必ずグーグルフォームより登録をお願いいたします 。
https://goo.gl/forms/r7ImAtGttGVOvDo32
事前のお申込みがなく、当日参加される場合はお席の確保が難しい 可能性がございます。

以上、予めご了承いただきたくお願い申し上げます。



■What is TOKYO KAIGI?

TOKYO KAIGI Conference is an annual event that brings together international students and well-connected members of Japanese society to celebrate diversity. It is a great opportunity for you to expand your personal network, as well as discuss with people of different nationalities societal issues that matter.

■Why attend TOKYO KAIGI 2016?

This year, we cordially welcome as keynote speaker Mr. Hiroshi Inoue, a director of the Japan Business Federation(経団連), the largest corporate association in Japan with over 1,200 companies and 120 industrial associations. You will get to hear about his views on the glo...balization of the Japanese economy.

Also, each participant will take part in meaningful debates about the development of human capital in an increasingly connected world. Participants from a diversity of professional fields and cultural backgrounds will bring new perspectives to the discussion table, giving you the chance to connect with other communities and share new possibilities.

■Where and when will TOKYO KAIGI 2016 be held?

Date : 11th December 2016 (Sun)
Time: 13:00 ~ 17:30 (Doors open at 12:30)
Venue: 3x3lab Future (Otemachi, Tokyo)
http://www.ecozzeria.jp/about/ accessmap.html
Attire: Smart Casual
Language : English and Japanese
Participation Fee: Students → Free | Working Adults → 2,000 yen
(To be paid in cash upon arrival)

■How can I sign up?

Please fill in the following sign-up form.
https://goo.gl/forms/r7ImAtGttGVOvDo32

We hope to see you there!


※ This event is organized by the following associations:
CISA (Confederation of International Student Associations)
ZESDA (Zipang Economic System Design Association)
MSN (MEXT Scholars’ Network)


以上

2016年12月4日(日)ユースデモクラシー推進機構で講演をしました!

12月4日(日)に、弊法人の関連団体である一般社団法人ユースデモクラシー推進機構(YDPA)の定期勉強会が行われました。当勉強会では、弊法人代表の桜庭が、「地域プロデューサー育成講座①~英国の事例に学ぶ~」と題した講演を行いました。

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この講演で、桜庭は、主に地方議員向けに、英国で実際に見て学んだ地方経済を活性化させる具体的なヒントについてお話ししました。

例えば、英国(ロンドン)における、街の活性化の事例について、公共の場(パブリックスペース)に置かれている誰でも自由に使えるピアノや、街中で行われている大道芸人のパフォーマンスについて、言及しました。

また、ロンドンの東側(イースト・ロンドン)に、金融機関や高等教育機関(大学)、デザイナーやアーティスト、ベンチャー企業など、多様な人材を集積させることで、イノベーションを促進している、「ロンドンのシリコンバレー構想」についてお話しました。

その他にも様々な見聞の共有と提案を行いながら、総じて、地方議員には、地域プロデューサーとして、地域おこしの仕掛け人となってもらいたい、その可能性も、チカラも、インセンティブもあるはずというメッセージを伝えました。

(文責:岡本)

【研究・イノベーション学会&NPO法人ZESDA共催】 「第2回 プロデューサーシップ論講座 ~プロデュースの理論と実践~」のご案内 12月21日(水)18:30~@政策研究大学院大学

この度、当団体は「研究・イノベーション学会(http://jsrpim.jp/wp)」内の「イノベーション・フロンティア 分科会」とともに「“個人・若者・女性の活躍時代” プロデューサーシップ論講座を、共同運営させていただくこととなりました。
今後3年にわたり2か月に一度の勉強会開催を目途に活動して参ります。


同講座は、主に下記2つの問題意識から運営して参ります。ひとつは、


「①産学連携(科学技術の研究成果を事業に活かすこと )の真の実現」です。


産学連携には成功事例もあれば失敗事例もあります。

大学に死蔵する知や技術が、ビジネス界において真に用いられるようにするには、何が障害になっているのでしょうか。これを取り除くには、誰がどうすればよいのでしょうか。
これを究明するべく、大学が貢献するべく取り組んできた、多くの事例を多様な産業分野から取り上げ、忌憚ない議論に付し、成功と失敗それぞれの要因を真摯に分析して 参りたいと考えております。


もうひとつは、

「②プロデューサーとは、プロデュースとは何か( 「プロデューサーシップ論」の探究)」 です。


今日、起業家の精神や方法論を説く「アントレプレナーシップ論」が多くの場で議論されており、日本のイノベーションを促進する上で重要な役割を果たしています。
他方で、海外の論壇では、2000年代に入って以来、起業家に、カネ(資金)・コネ(人脈)・チエ(情報・ノウハウ)を提供することで、彼らのブレイクスルーを陰日向で導く様々な「カタリスト(媒介者 )」達の存在にもスポットが当たり始めています。
起業家だけではなく、起業家の成功を「プロデュース」する多種多 様なカタリスト達が果たす役割を整理することは、イノベーションを持続的に生産するエコ・システムの全体設計や日 本の産学(官)連携のあるべき姿を考察する上でも重要でありましょう。
そこで、当講座の事例報告においては、成功したイノベーターによ る報告に偏らず、イノベーターの成功をサポートしてきた人々の活躍・機能についても議論・検討して参ります。


ついては、下記要領にて、次回の講座を開催いたしますので、ご参集いただけましたら幸甚に存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。

“個人・若者・女性の活躍時代” 第2回 プロデューサーシップ論講座

~ プロデュースの理論と実践~


【開催趣旨】

IOT、人工知能の研究・技術開発の応用が急速に進んでいる中、日本やグローバル世界の経済・産業・生活構造は想定を超えるスピードで変革しており、これまで日本の中小企業を支えてきたサプライチェーンは崩れ、研究開発~事業化・生産~市場化までの時間と プロセスが大きく変化しつつあります。こうした状況下、変化に対応出来ない企業や大学は存続が危ぶまれ る危機に直面しています。

今後とも平和で豊かな国や地域の発展を持続するためには、多くの人材がイノベーション気質を備え、チャレンジできる社会構造にすることが求められています。

「望む社会を目指して具体的なミッションをもち、そのミッション を実現するため、必要な人材と連携・融合しつつ、現状の課題から出発し、実現していく手法を備えたプロデユース人材」の必要性・重要性が増しています。

当講座では、こうした危機意識・目的意識をもつ産学官民の方々と 講演・ワークショップを重ねる中で、「プロデューサーのあり方研究」と世代を超えて「プロデューサー人材の知見と経験の伝授」、「お互いに協創出来る人財のネットワーク化」を目指します。


【詳細】

■日時:2016年12月21日(水)18:30~20:30 (受付18:15~)

■場所:政策研究大学院大学 4階研究会室 4A

〒106-8677 東京都港区六本木7-22-1
http://www.grips.ac.jp/jp/about/access/

都営大江戸線六本木駅 徒歩5分

東京メトロ日比谷線六本木駅 徒歩10分

東京メトロ千代田線乃木坂駅 徒歩6分

■参加費(資料代):

会員:無料 一般(非会員):1000円 学生(非会員):500円

■懇親会 20:30~ (場所:同会場 参加費:1500円)


■お申し込みは「こくちーずPRO」よりご登録をお願いいたしま す。

http://www.kokuchpro.com/event/producership_2/

※講座参加費(資料代)、懇親会参加費は当日受付にてお支払いを お願いいたします。



【プログラム・講師ご紹介】 

講演1:18:30~19:15 「総合戦略から実践へ」

講師:ローカルファースト研究所 所長 関 幸子 氏
1980年三鷹市役所入庁。図書館、企画、経済課を歴任。

1999年中心市街地活性化法に基づく、TMO、 株式会社まちづくり三鷹設立に従事。公設公営のSOHOインキュ ベーション施設「三鷹産業プラザ」等4つの施設を整備。 三鷹電子商店街三鷹光ワークス等のプロジェクトに取り組む。

2007年三鷹市役所退職 秋葉原ウンマネージメント株式会社 専務取締役就任。秋葉原の観光及び活性化に取り組む。

2009年地域活性化のためのまちづくり会社「株式会社ローカル ファースト研究所」設立。日本酒のブランディング墨田区産業振 興計画などの策定。

2011年から一般社団法人震災復興ワークス設立。岩手県大槌町宮城県石巻市福島県南相馬市の支援を行う。

2012年墨田区産業ビジョン策定支援。2013年石巻市中心市 街地活性化基本計画策定支援、那覇市人材育成塾。

2014年那覇市中心市街地活性化計画策定支援。


講演2:19:15~20:00 「イノベーションを導く『カタリスト』と『プロデュース理論』について」

講師:NPO法人ZESDA代表 桜庭 大輔 

1980年生。言論NPO等を経て、2009年より官公庁勤務。 NPO法人ZESDA 代表。

一般社団法人企業間フューチャーセンター監事。政策分析ネットワ ーク評議員

政策過程研究機構理事等。イノベーションを導く「カタリスト」 と「プロデュース理論」について研究中。

東京大学法学部卒。東京大学法学政治学研究科修士課程(国際政治 専攻)修了。

LSE修士課程(MSc in Regulation)修了。Oxford修士課程(MSc in Modern Japanese Studies)修了。




・フリーディスカッション:20:00~20:30

・懇親会 20:30~(同会場)




※お申込みに関する問い合わせはZESDA事務局(zesda. info@gmail.com)までご連絡ください。

※「プロデューサーシップ®」はNPO法人ZESDAの登録商標 です。

※当日のプログラムなどは予告なく変更になる場合がございます、 あらかじめご了承ください。




共催:研究・イノベーション学会「イノベーションフロンティア分 科会」http://jsrpim.jp/wp

(「地域イノベーションエコシステム」サブ分科会、「イノベーシ ョンを生む構造とプロセス」サブ分科会)

共催:NPO法人ZESDA(日本経済システムデザイン研究会) http://zesda.jp/




以上


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