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ZESDA's blog

日本の技術と世界のニーズをつなげるプロデューサーの支援・育成を通じて日本企業のグローバル競争力の強化を目指すNPO法人ZESDAのブログです。

プロデューシング・システムを創ることで、日本経済の活性化を目指す、NPO法人ZESDAのブログです。


『日本ブランド』に潜む、罠とチャンス (第9回ZESDAプロデュース・カフェ)

プロデュース・カレッジ(旧プロデュースカフェ)開催報告 地域カレッジ

[プロデュース・カフェ]第9回ZESDAプロデュース・カフェ「アジアンドリームをつかめ!!」

2013年11月16日に日本経済大学渋谷キャンパスにて第9回プロデュース・カフェ「アジアンドリームをつかめ!!」を開催しました。

プロデュース・カフェでは、最初にワールド・カフェ形式のワークショップを行い、次にプロデューシングをテーマとしたゲストの講演を聞いた後、講演で得た気付きを元に再びワールド・カフェを行い、議論を深めるという形式を採っています。
今回は「海外から見た見本の魅力とは?」というテーマで参加者の方に議論していただきました。

また、講演は株式会社アドベンチャー・ジャパン代表の田畑則子氏に「アジアンドリームをつかめ!!~見つけてもらう日本の魅力~」というテーマでお話していただきました。田畑氏は、マレーシアで、アジア文化交流、若手クリエイター育成、日本観光プロモーションを目的とした「Sakura Collection」をプロデュースし、海外モデルと若手クリエイターによる日本の伝統素材を使ったファッションショーなどを開催されており、海外で日本の魅力をアピールすることの意義や苦労したことなどについて、現場の生の情報を教えてくださいました。

それでは、講演の内容について、簡単にご紹介させていただきます。

マレーシアでは、ホテルのゲスト・リレーションズへの問い合わせベスト3に入るのは、「桜が見たい」「(震災等への)ボランティアをしたい」「田んぼが見たい」の3つで、特に田んぼなどは、海外の旅行客の需要があるとは私たち日本人にはなかなか思い至らないのではないでしょうか。

また、マレーシアには四季がなく、年間を通して緑が生い茂る中に真っ赤な花が咲いているなど、原色の風景が当たり前であるため、紅葉の写真を見せるととても驚き興味を持ってもらえるそうです。

このように、ある国で当たり前のものが別の国で実は需要があるということは珍しいことではなく、日本はもっと原風景を見つめなおすべきと田畑氏は述べられました。

最近では日本のアニメやファッションが海外で人気があるとマスコミによく取り上げられますが、海外では日本のアニメやファッションが全員好きで1番と思われているのではなく、“日本だけ”が良いと思われているのではないということを自覚しなければいけないと指摘されました。

そして、昨年の2月に、クアラルンプールの大型ショッピングモール「Pavilion」において開催された、『Khabar baik Japan(カバーバイジャパン)』という日本PRイベントを担当された際の話では、竹を使って会場を飾る予定だったのが、オーナーが前日に「風水で竹はダメだ」と言い出し、急遽桜を準備しなくてはいけなったといった、親日のお国柄でもビジネスでは日本の常識が通じなかったことなどのエピソードを紹介していただきました。

以上のようなご講演を踏まえて、「Pavilionで9平米のブースを使って、日本の魅力を感じるショップを出店することになりました。ターゲット、内容、方法についてどのような出店をするか考えてください」というテーマで最後に参加者に議論してもらい、マスコミによく取り上げられるようなわかりやすい例にとどまらない提案がされ、田畑氏も「実現性が高いので、ぜひ挑戦してもらいたい」と賞賛されるものもありました。

そして、カフェの後は田畑氏も含めて30名近くの懇親会が行われ、参加者同士での活発な交流が行われました。

今回に限らず、カフェ後には毎回、懇親会を行っていますので、普段は出会わない異業種の方と交流していただき、新たな気づきやビジネス・チャンスが得られる場を今後とも提供していきたいと思います。

また、次回のプロデュース・カフェは1月18日(土)14:00~17:00に開催予定です。
ぜひご参加ください!!

(NakiOtoko)