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官民協働ネットワークCrossover主催 教育ダイアログ “みんなで語ろう これからを「生きる力」” ~こどもを取り巻く環境から公教育の役割を考える~に参加して

教育ダイアログ “みんなで語ろう これからを「生きる力」”
2017年4月22日(土) 13:00~17:00

今回、Crossover主催のイベントに参加してきましたので、簡単にご報告します。
■イベントの目的
『誰もが自分自身の経験から語ることのできる「教育」、だからこそ「唯一の正解」がない「教育」、そして数多くの社会課題解決に向けた出発点であり、ゴールでもある「教育」・・・。こんなテーマについて、日常生活や仕事だけをしていたのでは出会うことのなかったであろう人たちと、じっくり語り合い、お互いから学びあうことのできる場』
~Crossover代表 池田洋一郎さんのメッセージを抜粋~

まさに、上述のような場であり、通常の「ディスカッション」形式ではなく「ダイアログ」という形を取られた意味も感じとれました。
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■内容紹介
★ダイアログに入る前、「プチ講座」で題目に関連する情報・データを提供され、前提をある程度共有した上で話し合いに入る形式でした。よって、色々な経歴の方々が、軸を共有して話を進めることができたと感じます。
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【1時間目】プチ講座・ダイアログ①
これからの時代を「生きる力」を身につけるために、今、あなたが小学生だったら、学校で一番学びたいことは何ですか?
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【2時間目】プチ講座・ダイアログ②
今、こどもたちを取り巻く環境には、「格差がある」と思いますか?それは、あなたにとって身近で、解決しなければならないと感じる課題ですか?
~席替え~
【3時間目】プチ講座・ダイアログ③
置かれた環境に関わらず、こどもたちみんなが、「これからの時代を生きる力」を身につけるために、小中学校はどうあるべきでしょうか?また、私たち一人一人は子どもたちとどう関わるべきでしょうか?
【4時間目】SSM (Super Speed Meeting)
参加者同士でまだ話したことがない人とペアを作り、短時間で深いコミュニケーションをとり、「今日一番の気付きと学び」を共有する。
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■運営に関しての気付き
運営側に関して参考になる面があると思い、気付いたことを簡単に記しておきます。
・班でのダイアログがスムーズにいくよう、「ルール」をいくつか決められていました。
・「ルール」は工夫されており、「形式」に則ることにより、「気持ち」もルールに沿ったものになると感じます。(例:ルール「お互いの意見に反論しない、まずは聴く。」⇒行動ルール「スピーカーはお花を持って話し、次に話したい人にお花を渡す。」)
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・冒頭、「今日学びたいこと」を名刺裏に自分で記入し、最後に「今日一番の気付きと学び」を記入する流れでした。意識を持って活動に参加でき、振り返る仕掛けになっています。
・席がえも予め用意されており、出来るだけ多くの人と話せるよう仕掛けられていました。
ファシリテーターより:「ディスカッション形式よりダイアログ形式はクローズの仕方が難しい。」確かに意見の取りまとめを行うわけではないので、終わらせ方や関わり方が難しいのではないかと感じます。
・運営に携わることで得られる力:①「問い」の切り口を考える力 ②耳を傾ける力 ③発信する力 ④巻き込んでいく力 【池田さんより】⇒このような力を身につけることができるので、是非、参加してほしいとの呼びかけがありました。なるほど。

■内容に関しての感想
それぞれのダイアログで気付きがありましたが、全体的な感想として。
・「教育」は「教育者と生徒」や「親子」等、閉じられた世界や関係性での話しとなりがちだと思うのですが、まずは、このような多様性の中で(立場のしがらみなく自由に)意見交換できる「場」がたくさんつくられることが、公教育を動かすきっかけになるのだろうと感じました。
・日本では特に、「マイノリティ経験」「多様性を実感・体感」できる環境が多くはないので、意識的に環境をつくり、環境から気付く仕掛けを考えていくことは「おとな」としての努めではないかと、今回の場を通じて考えたところです。

■懇親会
アットホームで班以外の人とも意見交換を幅広くできる「場」でした!食べ物もお酒も豊富。。。
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■参考まで
【3時間目】プチ講座で紹介された映画と書籍
⇒「みんなの学校」 大空小学校
http://minna-movie.com/

⇒「21世紀を生きる力」
http://www.gakusan.com/home/info.php?code=0000002929071

運営準備にもかなり時間をかけられ、ディスカッションを重ねられたとのことです。
よい「場」と、よい「仕掛け」でした。

ZESDAも様々なイベントを企画しています。参加者が気付き、何かしらの一歩を踏み出せる場を提供していきたいと考えています!