読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ZESDA's blog

日本の技術と世界のニーズをつなげるプロデューサーの支援・育成を通じて日本企業のグローバル競争力の強化を目指すNPO法人ZESDAのブログです。

プロデューシング・システムを創ることで、日本経済の活性化を目指す、NPO法人ZESDAのブログです。


第186回知的財産マネジメント研究会での講演

2017年4月15日都内会議室にて第186回知的財産マネジメント研究会が開催され、
当法人代表の桜庭が以下の2テーマで講演を行いました。

テーマ①:イノベーションを導く『カタリスト』と『プロデュース理論』について

テーマ②:英国の産学連携〜informal networkの経営手法について留学からの考察

f:id:ZESDA:20170419231709j:plain

テーマ①では、現在実際に活躍している起業家達を例にとりながら、
「プロデュース」してきた「カタリスト」の存在と役割について言及し、
カタリストを現在の日本の枠組みでどう生み出してイノベーションを創出していけばよいのか、いくつかの提案を行いました。

f:id:ZESDA:20170419231853j:plain

講演後は、提案の実現性やそれを取り巻く日本の環境についての質疑応答や情報共有、ディスカッションが行われました。

テーマ②では、桜庭自身の英国留学経験を元に、
現在の英国エリートはどのように「コネ・カネ・チエ」を集積し、
自らのそして国全体の地位を磐石にしているのかという点に関する考察を行い、
そこから得られる日本の産学連携強化のヒントについて述べました。

f:id:ZESDA:20170419232023j:plain

ZESDAはこれからもイノベーションの「プロデュース」に関する
ワークショップや講演等を行って参りますのでよろしくお願い致します。

SAKURA COLLECTION 2016-2017 in YOKOHAMA

2017年3月26日(日)、横浜港大さん橋国際客船ターミナル CIQ プラザにて、日本文化に根ざした服飾デザインを東南アジアの学生デザイナーの手でアレンジし、世界に発信することを目的としたファッションショー「SAKURA COLLECTION 2016-2017 in YOKOHAMA」が開催されました。

f:id:ZESDA:20170412080252j:plain
★各国モデル・デザイナーの集合写真

私たちZESDAスタッフは、日本の技術や文化と世界のニーズを繋げるプロデューサーの支援・育成を通じた日本企業のグローバル競争力を強化する活動の一環として、昨年夏以降、「SAKURA COLLECTION 2016-2017 in YOKOHAMA」のサポートをして参りました。
具体的には、会場設営や当日運営、22日に開催されたプレイベントのサポートのほか、イベント開催のための資金調達(クラウドファンディング)、モデル・デザイナーへの出演交渉、公式ホームページの改善等に取組みました。

1. クラウドファンディング
ZESDAチーム全員にとって初めての取り組みということもあり、結果的に目標金額には届きませんでしたが、それでも多額の資金調達に成功し、仲間と最後まで頑張り抜くことが出来たことは今後の活動における大きな財産になると思っています。次回のクラウドファンディングでは、必ずや目標金額を達成したく思っています。
なお、クラウドファンディングにおいてはCAMPFIREの渡邉様に大変お世話になり、深謝申し上げます。

2. モデル・デザイナーへの出演交渉
ZESDAの活動成果は、フィリピン代表のモデルとデザイナーの出演の実現です。
当初はタイ、インドネシア代表の出演交渉も担当しましたが、慣れない交渉が難航しZESDAスタッフによる交渉は成立しませんでした。
一方、フィリピン代表に関しましては、ZESDAスタッフが持っている人脈を生かし、先方との細目な連絡・交渉が実を結ぶ結果となりました。
今回の実績は、ファッションショー主催者(Producer)と海外モデル・デザイナーをZESDAスタッフによる「Introduce」で繋ぐことで、日本文化に根ざした服飾デザインを海外に発信することに貢献出来たことを意味しており、私たちZESDAの活動理念・目標の実現でもあります。

3. 公式ホームページの改善
SEを本業とするZESDAスタッフが、レイアウト変更を含めた作業を実施し、下記URLのページに仕上がりました。
http://www.sakuracollection.com/


f:id:ZESDA:20170412080257j:plain
★ZESDAが出演交渉したデザイナーと(右から二人目)

異なった業界・職種に本業を持ち、考え方や価値観、年齢が様々なスタッフがボランティア活動として一つのプロジェクトを遂行する難しさを感じつつも、スタッフが自ら動き、自ら生み出し、自ら楽しみ、私たちZESDAの“VALUE”の実践を通じてチームとしての一つの「カタチ」を得ることができたという意味で、今回のプロジェクトは大変有意義であったと思います。

今後、ZESDAとして様々なプロジェクトを進めて参ります。応援の程、宜しくお願い申し上げます。

f:id:ZESDA:20170412080301j:plainf:id:ZESDA:20170412080305j:plainf:id:ZESDA:20170412080303j:plain
★力仕事も楽しく!当日の設営等もお手伝いさせていただきました。

f:id:ZESDA:20170412080255j:plain
★主催者との打ち上げ

f:id:ZESDA:20170412080307j:plain
★半年間いろいろありましたね。

春蘭の里訪問(2/25-26)

我々ZESDAは、グローカリゼーション等による地方創生支援実施に向けた事前調査の一環として、石川県能登町の「春蘭の里」を訪問し、オーナーの多田ご夫妻、並びに青年部会の方々と交流して参りました。

春蘭の里とは、地域(集落)の活性化を通じて、故郷や自然を愛し、利己主義ではない個人主義(個々、人が全て良くなることを願う)に基づく、老若男女にとって魅力溢れる故郷作りを目的とした地域創生プロジェクトです。

里のキャッチフレーズ「きっと見つかるはず・・・あなたの探し物」に惹かれ、金曜日の夜、有志のメンバーで夜行バス、列車に乗り、能登半島に向かいました。

f:id:ZESDA:20170317182436j:plain

【1日目】
・宮地交流宿泊所「こぶし」にてランチ

 「こぶし」とは、小学校の跡地を改装した宿泊施設で、学生を含めた多くの自然体験観光者に利用されています。観光者同士の交流の場となっており、皇太子殿下も視察に訪れています。小学校時代を回想しながら、美味しい山の幸を食し、とても懐かしく新鮮な体験でした。

f:id:ZESDA:20170317182424j:plainf:id:ZESDA:20170317182420j:plain

・多田様と合流、薪割り体験
 とてもエネルギッシュな多田様と合流し、森へ。森に入ると、チェーンソーと学生の歓声が鳴り響いていました。

 我々もチェーンソーでの樹木切断、薪割りに挑戦しました。
男性陣が顔を真っ赤にしながら空振りを繰り返すなか、女性陣が淡々と薪を割っていました。

f:id:ZESDA:20170317182447j:plainf:id:ZESDA:20170317182450j:plain

・五右衛門風呂体験
 薪割り体験後、自分たちで割った薪を使って五右衛門風呂体験をしました。男性陣の頑張りも虚しく、とてもぬるい湯でしたが、そのお湯に浸かりながらの会話はとても楽しいものでした。

自治体・春蘭の里青年部の方々との意見交換
 夕食を待ちながら、学生たちが宿泊する民家で、囲炉裏を囲んで団欒しました。多田様や自治体の方、春蘭の里青年部の方から、それぞれの春蘭の里への想いと将来像についてヒアリングをさせていただき、我々ZESDAによる支援のヒントを得ることができました。

f:id:ZESDA:20170317182501j:plainf:id:ZESDA:20170317182429j:plain

・多田夫妻との懇親会・意見交換
 いよいよ夕食。野菜とキノコをメインとした料理で、とても美味しく、実はキノコ嫌いの僕でも美味しくいただくことができました。
夕食をとりながら、多田様の奥様にZESDAの活動を紹介し、メンバーそれぞれの活動への想いをお伝えしました。
 そして、多田様が登場。お酒を交わしながら、春蘭の里を始めた経緯や、ご自身が感じている里の課題、将来の夢を語っていただきました。
 我々からも春蘭の里支援に向けた考え方を伝え、今後本格的にサポートをさせていただくこととなりました。
f:id:ZESDA:20170317182504j:plainf:id:ZESDA:20170317182453j:plain

【2日目】
・多田様所有の海の家を視察

 多田様に、宿泊施設の一つとして一棟貸しで使われている海の家を見せていただきました。3階建のとても広い古民家で、2階、3階からは海が望め、まるでジブリ映画「千と千尋の神隠し」で竜と化したハクが銭婆に追われて逃げ込んだ従業員寮のような風景でした。

f:id:ZESDA:20170317182433j:plain

・リノベーション予定地、食品加工工場の視察
海の家の訪問後、宿泊施設やカフェにリノベーション予定の空き古民家を訪問しました。また、食品加工工場では、お菓子や漬物の製造工程や管理方法を拝見しました。

f:id:ZESDA:20170317182829j:plainf:id:ZESDA:20170317182444j:plain

【所感】

 第一回目の春蘭の里への訪問は、オーナーである多田ご夫妻や青年部、自治体の方々との交流を深めることができ、非常に有意義なものとなりました。さらに、薪割り体験やリノベーション予定となっている古民家の訪問を通して、ごく一部ながらも春蘭の里の魅力を体感することができました。

 今回の交流をきっかけに、今後春蘭の里の発展に貢献していきたいと考えています。

 次回の訪問が非常に楽しみです!

f:id:ZESDA:20170317182440j:plain

第2回ZESDAゼミナール:「オックスフォード・ケンブリッジ大学院の入り方」

2月25日(土)、青山オーバルビルにて第2回ZESDAゼミナールを行いました。f:id:ZESDA:20170225143451j:plain

第1回に引き続き「オックスフォード・ケンブリッジ大学院の入り方」ということで、実際にオックスフォード大学院に合格した当法人代表の桜庭から、日本の大学受験とは根本的に異なる試験への戦略について、予備校やネットで語られることの少ない情報をお話しさせて頂きました。

今後も、ZESDAゼミナールは開催予定です。残念ながらご都合の悪かったみなさま、次回以降の参加をお待ちしております。

【活動報告】キッズ・マネー・ステーション主催「2017年日本の教育は、ダイジョーブ!?」に参加いたしました。

2017年1月15日、キッズ・マネー・ステーション主催のイベント「2017年 日本の教育は、ダイジョーブ!?」にZESDAスタッフが参加いたしました。
今回は三ヶ国(アメリカ、チリ、インド)の社会人、留学生からお話を伺いました。


まずは現在JETプログラムにて日本の高校で英語を教えているアメリカ出身のアレックスさんからのお話しです。

f:id:ZESDA:20170127213627j:plain


アレックスさんはアメリカの大学で東アジアについて学習し、マネジメントについて学ぶために一橋大学に留学されました。アメリカ人の留学率は10パーセント程度とのことです。
アメリカも日本と同様に大学入学の際に、多くの学生が教育ローンを利用しています。公立大学で年間250万円、私立大学で500万円かかるとのことです。そのため教育ローンは学生にとってかなりの負担であり、平均して270万円の負債を抱えた状態で卒業する。とのことでした。

アレックスさんが日本の高校でALT(外国語指導助手)として働いた際に驚いたことは、アクティブラーニングの違い、日本の学生が議論をほとんどせず、受け身的に授業を受けていたこと。とのことでした。

最後にアレックスさんから日本の言語教育へのアドバイスとして「アウトプットの機会を増やし、トライアンドエラーの繰り返しを受け身的授業から抜け出さないといつまでも自分の意見を話せるようにはならない。」とのことでした。


続いてチリ出身のマリセラさんです。

f:id:ZESDA:20170127213655j:plain

マリセラさんは2009年に高校のエクスチェンジプログラムで来日されました。チリの大学に入学しましたが再び日本の早稲田大学に入学されたとのことです。
チリでは高校卒業まで同じ学校のため、同級生同士はとても仲良くなりフレンドリーな関係であるが、日本にはそれ程フレンドリーさがないとのことでした。
学費は高校までは無料。専門学校または大学は学費が必要なるため、ローンや自分でアルバイトなどしながら払うか、奨学金などを利用する。とのことです。

チリの大学では毎週テストがあり難しい。日本の大学は入るのは難しいが、入ってからは就活に時間を掛け、教育には目がいかない現状がある。
大学で経営学を学んだが、社会に出たら営業職に就いたりと、専攻と関係ない仕事に就くことが日本では多くあるが、チリでは大学で学んだことと仕事が一致するため(テクニカルスクール、プロフェッショナルスクールの充実)勉学に一生懸命である。とのことでした。

日本の教育へのアドバイスとしては「英会話をもっと授業に入れるべきである。日本人は英語を書くのも読むのも得意だけど、実際に海外に行った時に話せない。(チリでは幼稚園から英語教育が始まる)また、日本の部活動は練習、上下関係など厳しすぎる。ストレスがあり会話に支障が出てくるため、萎縮してしまい限られたコミュニケーション能力しか身につかない。」とのことでした。


続いて、インド出身のランバリ・カールティックさんです。

f:id:ZESDA:20170127213720j:plain


カールティックさんは東京外国語大学にて1年間日本語を勉強して東京工業大学に入学されました。
色々と課題活動をこなすことが好きで、新しいことにチャレンジするのにやりがい感じている。趣味はクリケットやダンスなどであり、さらに質を高めるために練習中。とのことでした。

インドの学校では年に3回演劇など観劇し、その後生徒同士で「なぜその役が好きか?」などディスカッションをする授業や、イーラーニングに力を入れ視覚的に分かりやすい授業が行われているとのことです。

また、インドの高校ではボールド(カリキュラム)があり「国際ボールド・国立ボールド・州ボールド」と別れ、それぞれ教育内容が違うとのことです。
国際ボールドが科目数が1番多く、グローバル人材を育成するため応用力が鍛えられるとのことです。留学では国際ボールドの方が成功しやすい。とのことでした。

日本人へのアドバイスとしては「もっと課外活動に力を入れて視野を広げるべきだ。」とのことでした。


最後にキュリオ・ジャパン代表取締役の今西さんよりお話がありました。


f:id:ZESDA:20170115155721j:plain

キュリオ・ジャパンさんでは日本の名門大学に通う優秀な留学生を子供たちと自宅で遊びべる「グローバルシッターサービス」や「親子留学」の斡旋などをされているとのことです。
異文化コミュニケーション、多様性、英語教育など、日本のグローバル化に必要な教育は、早ければ早いほど良い。そのためにその環境を作ることが大切である。と仰っていました。

私たちZESDAでも留学生や日本で働く外国籍の方と関わることが多いですが、皆さんから同様の意見を聞くことが多いです。
教育のシステムを全て変更することは難しいですが、学校とは別の場所でも子供たちや学生が早い段階から、異文化に触れ、学んだ英語を活かせる場が増えるといいのと思いました。


f:id:ZESDA:20170228182147j:plain


今回のイベントでも貴重なご意見をたくさん伺うことができました。ZESDAの今後のイベントを企画する際に参考にさせていただきたいと思います。
また、新たな出会い、繋がりも増えました。関係者の皆様、ありがとうございました!