ZESDA's blog

日本の技術と世界のニーズをつなげるプロデューサーの支援・育成を通じて日本企業のグローバル競争力の強化を目指すNPO法人ZESDAのブログです。

プロデューシング・システムを創ることで、日本経済の活性化を目指す、NPO法人ZESDAのブログです。


ZESDA 第18回 プロデュース・カレッジのお知らせ

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今回のZESDAプロデュース・カレッジは「プロデューサーシップ~組織人の条件~」
(http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P50550.html)
の著者であられる青山学院大学経営学部 山下教授をお招きします。

イベント申し込み・詳細はこちらからお願いいたします
 →→→ http://peatix.com/event/101186/

 山下教授の著書には「わたしはプロデューサーシップという言葉に人々をワクワクさせるような創造的なモノを実際に創る行為という意味を持たせている。もうひとつ、大きな組織でそれを実現するために分業を暫定的に組み替える行為と言う意味も込めている。自分なりに分業体制をかえてしまう。それがプロデューサーシップの本質であるとわたしは考えている。~序文より抜粋~」とあります。


 これは、ZESDAが日本の経済活性化のために必要だと考えている「プロデューサーシップ」の本質と驚くほど一致していたことから、ZESDAからの熱いアプローチを開始。山下教授が快く受けてくださり、今回のプロデュース・カレッジの実現に至りました。


 日々の職場の中、特に分業体制が未だ根強く残る、省庁、教育、医療などどの分野においても「プロデューサーシップ」が今、必要とされるのではないでしょうか?
 または既に起業されている方、中小企業においてもこの「プロデューサーシップ」は有効活用できると思います。 ではその「プロデューサーシップ」を活用し広める方法や、その時の人間関係、起こりうる条件にはどのようなことがあるのでしょうか…

 
 今回、講師による「プロデューサーシップ」についてのご講演に加え、参加者によるワークショップにおいて日々の業務などの問題点を共有していただき、最後には「プロデューサーシップ」を実現する方法を考えていただく予定です。


 NPO法人ZESDAでは「タテからヨコへ」複数の専門性をかけ合わせてイノベーションを起こす「プロデューサーシップ」について、山下教授をはじめたとした沢山の有識者からのご協力を得つつ研究・普及する活動を行っています。


 是非ご一緒に「プロデューサーシップ」を実際に体感し、日々の業務やビジネスの場で活用していただければと思います。


~こんな方にお勧めです~

・企業などの組織の中で意見が通りにくいと感じている方
・他部署と一緒に業務を行いたいが、うまく関わることができずに悩まれている方
・新たなビジネスなどの創出方法を学びたい方
・日々同じ業務や人間関係の中で視野が広がっていないと感じている方
・起業されている方、またこれから起業されたいと考えている方
・中小企業など少人数での組織に改革をもたらしたい方
など

※お時間のある方は「プロデューサーシップ~創造する組織人の条件~」を読まれてから参加されるとよりお楽しみいただけると思います

 イベント終了後は参加者による交流会も予定しております。 異業種の方との交流など、新たな気づきやビジネス・チャンスを得る機会にしていただければと思います。

 
  皆様のご参加を心よりお待ちしております。


【開催概要】
日時:2015年8月22日(土)開場12:30  開始13:00 終了16:00
※当日はワークショップを行いますので出来るだけ時間厳守でお願いします。
場所:日本経済大学大学院 246ホール
   (http://shibuya.jue.ac.jp/campuslife/facilities.html
    JR山手線・埼京線湘南新宿ライン
    渋谷駅南改札西口徒歩3分
会費:社会人2000円 学生1000円
申込:http://peatix.com/event/101186/
※参加者の条件や必要なスキルなどは特にございません。

【第2部 交流会】  16:30~18:30  (交流会は山下教授も参加予定です)
 場所:未定 (決定次第お知らせいたします)
 会費:3000円前後
 ※交流会費はイベントの受付時にお支払をお願いいたします。

【講師プロフィール】
山下勝氏(青山学院大学 経営学部 教授)
1972年大阪生まれ。神戸大学経営学部を卒業後、神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程、後期課程を修了。博士(経営学)。青山学院大学経営学部専任講師などを経て、現職。経営組織論の観点から15年以上にわたって映像製作プロデューサーの研究を行ってきた。著書に『プロデューサーのキャリア連帯:映画産業における創造的個人の組織化戦略』(共著、白桃書房、2010年)、『キャリアで語る経営組織:個人の倫理と組織論理』(共著、有斐閣アルマ、2010年)などがある。


                                    

山梨学院大学国際リベラル・アーツ学部(iCLA)初代学部長Michael Lacktorin博士より「グローバル社会に真に貢献できる人材を創るには?~リベラル・アーツを学ぶことの重要性~」Platform for International Policy Dialogue (PIPD) 第11回セミナー開催のご報告

 NPO法人ZESDAは、「官民恊働ネットワークCrossover」(中央省庁の若手職員を中心とする異業種間ネットワーク)との共催、(株)自由が丘パブリックリレーションズの協力により、在京の大使館、国際機関や外資系企業の職員、及び市民社会関係者をスピーカーに迎え、国内外の政治・経済・社会問題について英語での議論を通じて理解や問題意識を高める、「Platform for International Policy Dialogue (PIPD)」を開催しています。 

 4月17日(金)朝7時30分より開催した第11回PIPDセミナーでは、ゲスト・スピーカーにこの4月よりスタートした山梨学院大学国際リベラル・アーツ学部(iCLA)の初代学部長として活躍されているMichael Lacktorin博士をお招きし、「グローバル社会に真に貢献できる人材を創るには?~リベラル・アーツを学ぶことの重要性~」をテーマにプレゼンテーションを頂いた上で、参加者の皆様と活発なディスカッションを行いました。

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 「リベラル・アーツ教育とは何か?」という問いかけからプレゼンテーションを始められたLacktorin博士は、「リベラル・アーツに相応しい日本語を探すのは困難だ」と述べた上で、「Bridging Right and Left Brain」、「Critical Thinking」、「Students-centered Active Learning」といったキーワードを挙げながら、日本の「一般教養」とは異なるリベラル・アーツ教育の本質を説明されました。

 第一のポイントである「Bridging Right and Left Brain」については、直感、感情、起業家精神、即興といった力を司る右脳と、物事の論理、優先順位付け、構造などを見極める力を司る左脳の双方の発達を促すために、学生達に、多彩な経験と学習を積む機会を用意することの重要性を強調。これを実現するため、iCLAでは、数学、物理、歴史等に加え、芸術、ダンス、彫刻等、極めて学際的なカリキュラムや一年間の留学の機会を用意し、一つの分野に関わる事柄を、他の分野で得た知識やアプローチで考察する力を学生が身に付けるサポートをしているとのことです。Lacktorin博士は、「例えばアインシュタイン相対性理論を思いついたのは、彼がバイオリンを弾いていた時だった」という印象的なストーリーで、右脳と左脳の双方を活性化させることの大切さを強調されました。

 第二のCritical Thinkingについては、「日本語で“批判的思考”と直訳すると否定的なニュアンスがあるが、リベラル・アーツ教育の中核的価値であるCritical Thinkingとは、“なぜ?と問い続ける力”、“自問自答を通じて思考を深める力”である」と指摘。いかなる分野においても、創造的、革新的な価値を生み出していくためには、Critical Thinkingを高めていくことが極めて重要であると強調されました。

 そして、学生がCritical Thinkingを身に付けるためにiCLAが重視しているアプローチが、リベラル・アーツ教育の第3のポイントであるStudents-centered Active Learning。Lacktorin博士は、日本の高等教育は、あまりにもTecher/Professor Centeredであると指摘。学生達のActive Learningを引き出し、Critical Thinkingを高めていくためにも、受動的な聴講スタイルではなく、双方向の議論を通じて学生がお互いに学び合う、セミナー形式を通じた教育が重要であると語られました。また、iCLAは、米国のリベラル・アーツ大学と同様、全寮制であり、自然豊かな山梨の地の利も活かしつつ、教室以外の場所で、学生達がお互いから学び合う機会を大切にしていると説明されました。

 Lacktorin博士は、こうした価値やアプローチを大切にする日本初のリベラル・アーツ学部であるiCLAで学生生活を送ることを通じて、一人一人の学生は、自らの心・技・体を磨きながら全人格を高める(Education of the Whole Person)とともに、自分の適性(Aptitude)と情熱(Passion)とが交差する分野を見極めることができるようになる、と述べられた上で、ご自身のキャリアを振り返りながら、こんな印象的なエピソードを語って下さいました。

 Lacktorin博士は、元々は金融業界で活躍されていたビジネス・マンでしたが、アフター・ファイブや休日に大学等で教える機会が増えるにつれ、「自分が真に適正があり、また熱意を持って没頭できるのは教育ではないか?」と感じるようになったそうです。そして、43歳の時に、ついに金融界を引退し、教育の世界に踏み込んだ動機を、「金融マンとして働いていた時には鳥肌が立つことはなかったが、教壇に立つと鳥肌が立ったから」と語られました。秋田国際教養大学の立上げに続き、山梨学院大学iCLAの立上げと、起業家精神を発揮しながら難題と向き合い続けるLacktorin博士。「確かに、新しく大学を立ち上げるために、資金を集め、教授陣や事務局スタッフを集め、そして学生を集めるのは並大抵のことではない。しかし、自分には鳥肌が立ち続けている。止まることはない」と、ご自身の日々や第二のキャリアを、目を輝かせながら語られるLacktorin博士のメッセージに、会場の熱気も大いに高まりました。

 本年4月に立ち上がったiCLAの第一期生は9名の交換留学生を含む37名、全寮制で学ぶ彼らを助ける26名の教授陣の85%は非日本人。多彩で学際的な140のコースは、そのほとんどが英語で授業が行われますが、なかには日本語で行われる芸術・武術系のワークショップも用意されており、和と洋がバランスよく織り交ぜられながら展開されているそうです。

Lacktorin博士からのプレゼンテーション終了後の質疑応答では、リベラル・アーツ・カリキュラムの社会人教育を含む生涯教育への適用可能性、リーダーシップの発揮とリベラル・アーツ教育との関係等について質疑がなされました。また、「好奇心を継続的に高めていくには、どのような習慣を持つべきか」、「知識の獲得に安易なインターネット検索に頼る最近の傾向(“Googlization”)とどう対峙していくべきか」、そして「より一層グローバル化する社会に適応できる人材をいかに育てるか」といった論点について、活発な議論が交わされました。

 今後もZESDAはグローバル・ネットワークを構築していくため、「Platform for International Policy Dialogue(PIPD)」を共催して参ります。
引き続き、ZESDAを宜しくお願い致します。

第18回 プロデュース・カレッジ 事前ミーティング

 梅雨の季節となり、気温の変化が著しい日々ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?

 今回、8月開催予定の「第18回プロデュース・カレッジ」の講師として山下教授を正式にお迎えすることが決定し、カレッジに向けての打ち合わせを行ってまいりました。

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 打ち合わせでは、山下教授のプロデューサーシップとZESDAが考えるプロデューサーシップがどのような形で皆様に理解していただけるかお互い意見を出し合いました。

 話し合ったことを少しシェアさせていただきますと…

 山下教授にとっての「プロデューサシップ」にはこれと決まった明確な定義は「ありません」とのこと。
 プロデューサシップには「心の底から沸き上がるワクワク感や情熱から、新しく有益な”モノ”を創ることが出来る力」というような「核」があります。
 ただし、これではまだ漠然としたところが多く、実際に個々が考えるプロデューサシップのイメージは十人十色です。山下教授は、そうしたイメージの多様性を優劣なくして尊重したいというスタンスをお持ちのようです。

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 8月22日(土)13:00~16:00開催予定の「第18回プロデュース・カレッジ」では、山下教授にその「プロデューサシップ」について事例を交えながらより詳しくご講演いただき、さらに「プロデューサシップ」について参加者の方にも楽しみつつ理解していただけるようなワークショップも行う予定です。

 最近仕事で「ワクワク感や情熱が足りない」「何か新しいことをしたい」「現状を打破したい」という気持ちを少しでもお持ちではありませんか?その気持ちに応えるべく、スタッフ一同、開催に向けて準備をしております。詳細は後日お知らせする予定です。ぜひお楽しみにお待ちください。

 ZESDAのプロデュース・カレッジは少しでも興味・関心があればどなたでも参加可能です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。


プロデューサーシップ 創造する組織人の条件

プロデューサーシップ 創造する組織人の条件

「日本のことは、マンガとゲームで学びました」の著者より「クールなジャパンかどうかは見る人次第~ 世界に日本ファンを増やすために、如何にソフト・パワーを使うべきか~」Platform for International Policy Dialogue (PIPD) 第十回セミナー開催のご報告

 NPO法人ZESDAは、「官民恊働ネットワークCrossover」(中央省庁の若手職員を中心とする異業種間ネットワーク)との共催、(株)自由が丘パブリックリレーションズの協力により、在京の大使館、国際機関や外資系企業の職員、及び市民社会関係者をスピーカーに迎え、国内外の政治・経済・社会問題について英語での議論を通じて理解や問題意識を高める、「Platform for International Policy Dialogue (PIPD)」を開催しています。 

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 3月27日(金)朝7時30分より開催した第十回PIPDセミナーでは、ゲストスピーカーに「日本のことは、マンガとゲームで学びました(小学館)」の著者であり、慶應義塾大学研究員兼フリーランスの翻訳家・通訳として活躍されているBenjamin Boas(ベンジャミン・ボアズ)氏をお招きし、「Cool Japan is in the Eye of the Beholder – How to use soft power to increase “fans of Japan” world-wide (クールなジャパンかどうかは見る人次第 ~ 世界に日本ファンを増やすために、如何にソフト・パワーを使うべきか~)をテーマにプレゼンテーションを頂いた上で、参加者の皆様と活発なディスカッションを行いました。

 愛用の作務衣(さむえ)姿で登場したBoas氏は、冒頭、「ソフト・パワーとは、力や圧迫を使うこと無く、自分が望むように他者が行動するよう促す力である」との定義を紹介した上で、「日本がソフト・パワーを行使した結果の具体例は、自分自身である」と述べ、自分と日本との出会いのストーリーを印象的且つユーモアたっぷりに語られました。

 「僕は、4歳で任天堂スーパーマリオに夢中になり、中高時代は「ときめきメモリアル」と恋に落ち、日本語を習得、さらに日本語のマンガ・ゲームを楽しむためにアメリカの高校で日本語クラスを創設するイニシアティブを取り、そして、20歳のときチベットで麻雀と出会い、東大や京大大学院で麻雀研究論文を執筆・・・」

 大笑いに包まれる会場に対して、Boas氏は、「振り返ってみれば、マリオにはまっていたとき、自分は、それが日本の物とは知らなかったし、大好物の「テリヤキ」が日本語と言うことも知りませんでした。つまり、私が、自然に興味を持ち、夢中になったことが、実は日本だった、ということなのです。こうした経緯には、日本のソフト・パワーや「クール・ジャパン」を考える上で大切なヒントが隠されているように思います」と語ります。

 ここで、Boas氏は、明治大学クール・ジャパン・プログラムのプロデューサーを務められている北脇学先生の示唆的な発言を引用されました。「自分自身を“クール”と呼ぶのは、そもそもクールでなく、日本の価値である“謙虚さ”への挑戦ですらある。創造性というものは、単なるマーケティングからは生まれない。」

 その上で、Boas氏は、日本が生み出す様々な価値に世界の人々を惹き付け、ソフト・パワーを発揮していく上で大切な事柄として、以下の3点を提示されました。
第一に、他者と対話し、自分が受け容れがたい事柄を受け容れること。この点についてBoas氏は、「そもそも、日本人では無く、外国人の目で見て“Cool!”と見えたときに初めて、“クール・ジャパン”になるのだから、日本人には想定できない、あるいは受け容れがたい捉え方で外国人が日本のモノを“Cool!!”とみなしている、と感じることがあっても、まずは、それを受け容れる必要がある」と主張されました。

 第二は、「他人に対して、“何に興味を持つべきか”を語るのではなく、彼らが既に持っている興味をさらに深めるための手助けをする」こと。Boas氏は、「世界には、日本人が知らないうちに“クール・ジャパン”として脚光を浴びているものが多くある」と述べ、フランスでは、日本の17万人を遙かに上回る60万人の柔道人口を擁すること、黒澤明監督の羅生門は、1951年のヴェニス映画祭で、監督自身も知らないうちに優秀賞にノミネートされていたこと、そして歌謡曲上を向いて歩こう」が世界で1,300万枚を超える売り上げを記録していること、などを例として挙げられました。また、「Your Cool is not My Cool」というシンプルなフレーズで、「クール・ジャパン」を日本人だけで議論をするのはナンセンスであり、外国人の視点で、日本語以外で議論することが必要であると述べられ、好例として、中東で人気を博している「キャプテン翼」は、主人公の名前を「翼」ではなく、現地で良くある名前である「マジット」に変えていること、そして、イラクに派遣された自衛隊が、「キャプテン・マジット」の絵を給水車の車体にプリントした結果、現地の人々に受け入れられたというストーリーを紹介されました。

 そして三つめのポイントは、「地に足のついた議論をする」こと。つまり、単に「何がクール・ジャパンやソフト・パワーに当たるのか」についての議論を続けるだけでなく、「日本の価値に対して、外国人のアクセスをどうやって増やしていくのか」という現実的な方法論を忘れてはならない、ということです。Boas氏は例として、文部科学省等が提供する奨学金、在外公館における現地スタッフの雇用、海外の日本文化フェアなどをツールとして挙げるとともに、こうした場を通じて日本の価値にアクセスを持った外国人に対しては、「○×は、△▲だから興味深いものなんだ」と価値観の押しつけや誘導をするのではなく、まずは自然に経験をしてもらうこと。その上で、「どのようなモノに対して、どんな興味を持ったのか」、と問いかけ、その答えを受け入れ、そして、その興味をさらに深めるための材料や機会を提供するというアプローチを取ることが大切であると主張され、プレゼンテーションを終えました。

 プレゼンテーション後の質疑応答では、日本の価値を国外に発信していく際の政府の役割や国外にある「Japan House」等のプロモーション施設の効果的な活用方法等について議論が交わされたほか、日本に滞在・在住している外国人を、日本の価値を発信し、説明する「日本大使」として活用するために、何らかの資格を創設してはどうか、といった具体的なアイディア等が出され、活発且つ双方向の意見交換が交わされました。

 今後もZESDAはグローバル・ネットワークを構築していくため、「Platform for International Policy Dialogue(PIPD)」を共催して参ります。
引き続き、ZESDAを宜しくお願い致します。

活動報告 青山学院大学教授 山下先生 訪問

五月晴れの過ごしやすい季節となりましたが、皆様はいかがおすごしでしょうか。

我々NPO法人ZESDAは、今後さらに活動の幅を広げるべく、日々活動を行っております。

そして今回、2015年4月18日に、プロデューサーシップ論で著名な山下勝青山学院大学教授にお話を伺って参りました。

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「お互いが理解、信頼し合える仲間同士で構成され、共通の目的を持ったチームこそが、イノベーティブなモノやサービスを生み出す重要なキーワードである」という山下教授の理論とZESDAの理念との親和性から、今回特別にこのような機会を作っていただきました。

山下教授のご関心は、「大きな組織の中で、ビジネスのアイデアを持っている人が、まわりの人とどのように協力してそれを実現させていくか」とのこと。

それは例えば、
「○○さんとはうまが合うから、また仕事したいよね」という際の、『うまが合う』ということの本質は何かということを探ることでもあると山下教授は述べられます。

「実は、企業の組織のなかで意外と重要な役割を果たしているのが、元上司や元部下と言った『ななめのつながり』。この人間関係を大切にしている人たちや組織は、チームとしての能力が非常に高いです。」と山下教授は指摘されます。



今回の山下教授のお話は、ZESDAが日々研究・普及活動をしている「プロデューサーシップ」というアイデアの本質に関わってくる「人と人との繋がり」について、新たな示唆を与えてくれるものであり、我々にとって、大変有意義で貴重な機会となりました。     

より詳しいプロデューサーシップ論は、山下教授の著書
プロデューサーシップ 創造する組織人の条件

に書かれていますので、ぜひ、お読みください。
組織の中であたらしい価値を生み出していくことについて、非常に興味深い提案がなされています。


今後も、山下教授のプロデューサーシップ論に学ばせていただきながら、ZESDAとして幅広く活動をしてまりますので、応援のほど宜しくお願い致します。